1人暮らしをしている彼の家に数日泊まったときのこと。
彼は家でのんびりしたかったようで、家の中で過ごす日々が続いていました。
私は、役割として料理を作っていましたが、3回の食事。
しかも口の肥えた彼に作る料理はとても気を使いました。
「たまには外食したい」
そう言いましたが、彼は家のご飯にこだわりました。
そんなある日
私が夕食の支度をしている時に彼はフラリと何処かへ出かけていきました。
(タバコでも買いに行ったのかな)
そう思っていました。
夕飯を作るのはひどく面倒になっていた私。
「私はご飯を作りにきたみたい・・・」
そんな愚痴を1人でこぼしていました。
暫くたって彼が帰ってきました。
彼が手に持っているのは、私の大好物のプリン専門店の数種類のプリンでした。
彼は彼なりに気を払ってくれていたのだと感じました。
と、同時に1人で愚痴をこぼしていたことを恥ずかしく思いました。
仕事の忙しい彼は家に居る暇もない。
だからそ休みの日くらいは家にいたい。
そんな単純なことさえ気がつかず、
ただ「面倒だし」という理由で外に出たかった私。
私を思って買ってきてくれたプリンを見ながら
「私も彼の為に美味しいご飯を作らないと」と思いなおしました。
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